皆さまこんにちは。
2019年9月に白川郷へ行った時に持っていったカメラバッグがとても良かったのでご紹介します。
今回このカメラバッグを購入した経緯は、普段使用しているManfrotto カメラリュック NEXTコレクション 21.4L コンパクト バックパック グレー MB NX-BP-GYの容量に不満を覚えていたためです。NEXTコレクション21.4Lは、私的な使用方法では日帰り、又は最高でも1泊分のパッキングが限界でした。逆に言うと日帰りや一泊くらいなら、Graph Gear NEOではなくNEXTコレクション21.4Lを持っていくかもしれません。しかし、県外や国外に旅行となると、移動日も合わせて最低2泊はしたい性分なので、何か良いカメラバッグはないかと以前から探していたところ、youtubeやブログなどを見て最も良さそうだったのがGraph Gear NEOだったのです。正直、Enduranceのカメラバッグと迷いに迷いましたが、Graph Gear NEOを購入することにしました。今回は、白川郷へ2泊3日の国内旅行へ行ったときに実際、このカメラバッグを使用してみた感想を、外観や内観を画像とともにご紹介いたします。少しでも参考になれば嬉しいです。
Graph Gear NEOの外観
それでは、外観を見ていきましょう。
正面
正面はこんな感じ。ブラックで少しマットな印象でカッコ良い。
セキュリティ強めな作りになっています。
バックルを外してチャックを開けると、主にカメラやレンズを収納する部屋にアクセスできます。
バックルの長さは調節することができます。
主張の強すぎないデザインですが、光を当てた時にキラッと反射して照る感じがカッコ良い。
バックルとチャックを開けて、ガバッと開くと、
開いた表の面にも収納ポケットが!
私はここにレンズクリーナーとか洗濯物を入れるビニール袋を入れてパッキングしました。
このカメラバッグの大きな特徴のひとつとして、ポケットが多いことがあげられます。
ポケットのサイズは違えど、いたるところにポケットが付いています。
カメラを収納する部屋です。届いた当初は多くの仕切りで仕切られており、写真は、私の使用に変更してあります。仕切り板の枚数はとても多かったので、好みにカスタマイズして使用できると思います。今回私は、写真の右側にAF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gを装着したNikon D750を収納し、他のスペースには主に衣類を詰めました。深さもまあまああるため、かさばらない素材を選ぶなどの工夫はある程度必要かもしれませんが、2泊分くらいの着替えであれば余裕で入ります。レンズを数本入れなければならない場合には、さらに工夫が必要ですが、私のように50mmだけで良い!と割り切ってしまえば、スペースに余裕を持って2泊くらいなら行けると思います。
Graph Gear NEOの利点に、カメラへアクセスがしやすい点があげられます。サイドポケットが付いているところにファスナーがあり、そこを開けるとカメラへアクセスできる作りになっています。このファスナーは両サイドに付いているため、自分の利き腕やバッグを前に持ってくる時により容易となるようにカメラを収納しておくと良いでしょう。
サイズは、リュックタイプのカメラバッグの中では少し大きめな感じはしました。正確に寸法してはいませんが、実際に機内へ持ち込んだ時に感じたことは、機内持ち込みのサイズギリギリな感じがします。あと、中部国際空港国内線のコインロッカーに預けた時、小さなロッカーと大きなロッカーがあるのですが、小さなロッカースペースにはギリギリ入らず、600円を出して大きなロッカーに預けることになりました。
サイズ・重量など
ELECOM 公式ウェブサイト
https://www.elecom.co.jp/products/DGB-P01BK.html
仕様(公式サイトからの引用)
外寸 幅350mm×奥行230mm×高さ500mm ※ハンドル・ショルダーベルト部含まず 参考収容寸法 バッグ本体内寸:幅290mm×奥行165mm×高さ465mm、カメラ収納部内寸:幅290mm×奥行165mm×高さ310mm、PC収納部内寸:幅300mm×奥行30mm×高さ450mm、上部収納部内寸:幅280mm×奥行165mm×高さ140mm ポケット数 上部収納スペース(内側:メッシュポケット×3)、カメラ収納スペース(内側:メッシュポケット×4)、PC収納スペース×1、前面ポケット×1、側面ポケット×2、背面ポケット×2、底面ポケット×1、ヒップベルト部ポケット×1、ショルダー部ポケット×1 カラー ブラック 材質 表面:600ポリエステル(撥水加工)、キャンバス(表面PUコーティング、撥水加工)/裏面:210ポリエステル 重量 約2300g 付属品 仕切板×13、落下防止板×7、レインカバー×
飛行機搭乗の際に、機内手荷物にする場合、例えばJALですと、三辺の合計が115センチメートル以内(高さ55cm×幅40cm×奥域25cm以内)となっています。Graph Gear NEOの寸法は幅350mm×奥行230mm×高さ500mmなので、ギリギリとまではいかないまでも、規定すれすれのようにも思います。実際に手荷物として飛行機に持ち込んだ際にシート頭上の荷物入れに入らないことはなく、問題なく収納することができました。
背面
背面はこんな感じ。
肩から背中に接触する部分に、クッション性の素材が使用されているため、背負った時に硬くなく、長時間背負った時の負担軽減のための工夫がされています。また、肩掛けにもポケットが付いています。
ポケットの内部は迷彩柄。ちょっとしたアクセントが効いていて良い印象です。
側面
両サイドについているファスナーから、カメラ本体にアクセスすることもできます。
さらにご覧のとおり、ファスナーをあけたところにも小物をいれることができるポケットが付いています。
どれだけポケット付いてるんだ…。
ドリンクホルダーも両サイドに付いています。500ミリリットルのペットボトルが普通に入るサイズです。折りたたみ傘も入ります。
上部の部屋
Graph Gear NEOにはとても多くのポケットがあります。基本的な構造は二気室構造だと解釈していますが、カメラ本体やレンズ収納場所の他、その部屋の上部にはこのカメラバッグで2番目に大きい空間と思われる部屋があります。写真では、GR2を収納したOUTDOORのカメラポーチと、iPhone用のハーフフィルター等が収納されたNEEWERの箱を入れてあります。私の場合はこの部屋に2泊分の衣類等も一緒にパッキングしています。この部屋にも、小さなポケットが付いているので、洗濯物を入れるビニール袋を小さく折り畳んで入れたりしています。
PC収納場所
PCの収納場所は、バッグの最も背面寄りに位置付けられています。
写真はMacBook Air 11インチですが、MacBook Pro15インチが普通に入るスペースがあります。さらにPCを収納した上で、iPadも入れることができるくらいの空間がありました。
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使用してみた感想
2泊3日の白川郷旅行で使用してみた感想は、とにかく、2泊3日k程度の旅行であれば、このバッグひとつで事足りるということがわかりました。機能性に優れていますし、飛行機の機内持ち込みも、重量をオーバーしなければ持ち込めます。デザインもシックなブラックでカッコ良いです。そのほか、良いと思った点は、もともと撥水性能のある生地で作られているようなのですが、レインカバーも付属しており、そのレインカバーを収納するためのポケットも付いています。長期旅行用に、キャリーケースの取っ手部分に装着するためのバンドもあります。唯一、気になった点といえば、重量です。パンパンにパッキングした状態で長時間歩くには、ある程度の体力が必要かもしれません。比較的、同年代の男性と比べて体力のない私にはそう感じられました。また、LCCのような会社の飛行機に搭乗する際には、持ち込み可能な荷物の最高重量が軽めに設定されていることが多いと思いますので、注意が必要だと思います。とはいうものの、これまでに使用してきたリュックタイプのバックパックの中で、最も機能性、収納性に優れ、私が満足のいく装備をパッキングでき、それでいて体にかかる負担を軽減してくれるカメラリュックです。これから2泊以上の旅のお供に欠かせないカメラバッグにしていきたいと思います。
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