日帰りで白川郷に行ってきた!
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2019年9月13日
那覇空港から中部国際空港へ
お天気
那覇は晴れ。
気温は30度。
行きの航空券は、ANA AMEXゴールドカードで溜まったマイレージを使用し、特典航空券で発券しました。上の写真は iPhoneのウォレットアプリに予め登録しておいた搭乗券です。QRコードや氏名部分は隠してあります。ちなみにウォレットアプリを利用すると、スマホをかざして搭乗手続きを行うことができます。
今回の旅では、白川郷の合掌造りを見ることが第1の目的です。予約の必要な交通機関と宿泊場所は最低限確保し、その他は全くのノープランです。
14:00発の便のため、午前中は美浜のアメリカンビレッジ近くにあるスターバックスでカプチーノショートサイズ一杯と、チキンサラダラップを1つオーダーして店内でくつろぐことに。
余談ですが、カプチーノショートサイズとチキンサラダラップの組み合わせにすると、お会計が777円となり、スロットだと大当たりの数字で少しラッキーな気持ちになります。消費税率が10パーセントに上がった後は、異なる会計になると思いますが…。それにしても、カプチーノ美味しい。スタバで寛いだ後、那覇空港へ向かいます。
那覇空港には11:00頃到着。
那覇空港には駐車場に車を駐車することができます。2019年9月現在、普通車で24時間ごとに1,500円です。
各フロアに魚の絵があり、目印として使えるので、覚えておくと良いでしょう。今回はメガネモチノウオ(ナポレオンフィッシュ)という名前の魚です。
普通車(2019年9月現在)
1時間以内(但し、30分以内の出庫は無料) 350円 30分増毎 100円 6.5時間超~24時間まで 1,500円 24時間増毎 1,500
(引用:那覇空港ホームページ:https://www.naha-airport.co.jp/access/parking/)
公共交通機関の利便性が高ければ、公共交通機関を利用する方がコストを抑えることができると思います。
那覇空港までモノレールで行くことができます。
駐車場に駐車する際の注意点ですが、高確率で第一駐車場(P1)と第二駐車場(P2)は満車の確率が高いです。P1とP2が満車でも、第三駐車場(P3)は空車であることが多いので、那覇空港のホームページで空車情報をチェックして駐車しましょう。
P1又はP2の方が、国内線ターミナルに近いので、できればどちらかに駐車することをお勧めします。第三駐車場(P3)だと、国内線ターミナルまで少し歩きます。
P3は国内線ターミナルと国際線ターミナルの中間にあるため、国際線ターミナル利用の際はもしかしたらP3の方が便利かもしれません。
国内線ターミナルと国際線ターミナルは両方のターミナル同士、繋がっていますので、P1P2P3どの立体駐車場に駐車しても行けます。
那覇空港ホームページ
https://www.naha-airport.co.jp/access/parking/
那覇空港には無料の見学者デッキが設けられています。この日はとても暑かったので、長居はできませんでしたが、飛行機の離発着を見ることができます。
良い天気。
いざ出発。
他の惑星は良く知らないけれど、地球は美しい。
そしてiPhoneのカメラの凄さに改めて感動。
この写真は iPhone 8 Plusで撮影した写真を純正のカメラアプリで編集しています。
中部国際空港に到着。
まだ17:00前で日も少し残っていたので、熱田神宮に行くことにしました。中部国際空港からミュースカイという特急?急行?電車に乗っておよそ30分ほどで、神宮前駅に到着。この地は一度訪れたことがありますが、ゆっくり散歩するのははじめて。しかし、名古屋は美人が多い気がします。
中部国際空港から熱田神宮へ
神宮前駅の歩道橋から撮影。
それにしても iPhoneのカメラってこんなにボケるのか。
熱田神宮とその周辺を一通り歩いてみての感想は、熱田神宮内はパワースポットというだけあり、神聖な雰囲気を感じました。三種の神器の1つである草薙剣を祀る大きな神社です。
(参照:ウィキペディア: https://ja.m.wikipedia.org/wiki/熱田神宮)
熱田神宮宮域(総合案内)にはこのように書かれています。
【境内】
大都会の中心にありながら静寂で市民の心のオアシスとして親しまれています。境内地は19万㎡です。神苑の樹木には楠の巨木が多く、樹齢1,000年前後と推定されるものが数本あります。弘法大師のお手植えとされる「大楠」、花が咲いても美のならない「ならずの梅」、茶人の愛好する「太郎庵楠」などが点在します。また、昔の境内は不老不死の理想郷である蓬莱の一つとして尊ばれていました。
【建造物】
1本宮:ご本殿は神明造、銅板葺で規模・構造は伊勢の神宮と略同様です。拝殿には、東西翼廊を敷設します。他に別宮1社、摂社12社、末社31社が境内外に祀られています。
2土用殿:宝庫造(ほうこつくり)俗に井楼組(せいろうぐみ)の造で、明治26年本殿御改造までは、旧本殿の東に並んで建ち、草薙神剣が奉祀されていました。
3西楽所:徳川5代将軍綱吉の再建です。舞楽神事の楽所で豊年祭のおためしどころともなります。
4信長堀:織田信長が桶狭間の合戦での勝利の御礼に奉納した瓦葺の築地堀です。
5龍影閣:明治天皇が御臨幸された際に便殿(休憩所)として使われました。木造2階建瓦葺で、1階は錬成道場として使われています。(登録文化財)
6又兵衛:合掌造の原型と言われる江戸時代前期の建物です。各部の材は手斧仕上げの特徴があり内部は広間を中心に東側に3室、西側に1室と馬屋を設けています。(登録文化財)
7二十五丁橋:尾張名所図会、名古屋甚句でも名高く、版石25枚もって作られており、名古屋では最古の石橋とも言われています。
8佐久間燈籠:佐久間大膳亮勝之が、海上で台風に逢い、当神宮に守護を祈り、難を免れたので寛永7年(1630年)にその御礼として寄進した高さ約8メートルの大石燈籠です。
熱田神社から神聖なパワーを感じ取った後、日も暮れてきたので、名古屋市中区にあるホテルに向かうことにしました。この日宿泊したホテルは、名古屋リッチホテル錦というビジネスホテル。あくまで個人的感想ですが、星5つのうち、3つ。立地の良さや、最低限のアメニティが揃っている点、コストパフォーマンスも良い点、ラグジュアリーではないものの、宿泊のみで良い旅人は満足できるのではないでしょうか。
時期によって料金に変動はあると思いますが、楽天トラベルで一泊4,400円。部屋にお風呂付でこの立地、安いと思います。
2019年9月14日
名古屋リッチホテル錦から白川郷へ
二日目は、朝8:00名古屋バスターミナルを出発するバスに乗車するため、朝6:30頃ホテルをチェックアウトし、名鉄名古屋駅へ。7:00くらいに名古屋駅に着き、バスターミナルを探しました。バスターミナルは3階にあり、予めウェブで予約した時に入力した電話番号を伝えると、発券と支払いを行うことができました。
8:00に出発の便のため、少し待合室で待つことになりましたが、ファミリーマートが近くに併設されており、そこで買い物をして30分くらい座って待ちました。10分前くらいになるとバスが来るので、乗り場まで行き、自分の座席に座りました。ちなみに、バスの価格は名鉄名古屋から白川郷往復で7,000円でした。
詳しくは、岐阜バスウェブサイトをご覧ください。予約もウェブサイトでできました。往復チケットは少し割引がありました。
http://www.gifubus.co.jp/highway/shirakawa/
途中、ぎふ大和パーキングエリアでのトイレ休憩(およそ20分)を挟みます。その際み、乗車券の回収がありますので、用意しておいた方が無難でしょう。
白川郷までの乗車時間はおよそ3時間くらい。
11:00頃白川郷に到着。少し早めの昼食にしようと思い、ぶらぶらしてなんとなく良さげなお店があったので、入ってみたお店は
「お食事処 あらい 」というお食事どころです。
ご夫婦1組が先に入店しており、私は二番乗りでした。お話好きな旦那さんで、
「お兄ちゃんどこから来たん?」
と声をかけてくれました。
沖縄からだと答えると、アクティブやねえと感心してくれました。ご夫婦は自家用車で金沢から来たとのこと。良い天気だったため、ドライブに来たんだと嬉しそうに言う旦那さん。人の良さを感じました。陸続きだと頑張れば自家用車で休日を利用してある程度どこでも行けるので、羨ましく思いました。
関西弁、良い…。
メニューを見ると色々あって、飛騨牛を食べてみたかった気もしましたが、価格安めのざる蕎麦定食を注文。
ごま豆腐という豆腐(お膳の左上に載っている白くて丸いもの)があり、それがとても美味しかったです。次誰かと来た時は、飛騨牛食べます…。
女将さん、店員さんも気さくな方々で、移動の疲れを癒してくれました。お店を出るときには、
「お気をつけて、行ってらっしゃい〜」
という何気な声かけが嬉しかったです。
食事も済み、バス移動での疲れが癒されたところで、白川郷の合掌集落を散策です。
まずはこの度一番の目的である合掌造りを見に行くことに。テクテク歩いて行くと、探すまでもなく実に多くの合掌造りの建造物が!
こんな建物や、
こんな建物が、集落の至る所に、というかこういう合掌造りではない建物の方が珍しいくらい、多く点在しています。
お土産やさんやお食事どころも合掌造りになっています。
豊かな自然と実に調和しており、癒されました。
集落からほんの少し離れたところには、林並木がありました。
写真では少し伝わりづらいのですが、実際にこの場所は、空気が綺麗で、熱田神宮や伊勢神宮を訪れた時に感じた神々しさを感じました。写真の方角から90度東に、歩道があり、どんどん先に進むこともできましたが、人通りもなく、もしかしたら野生の熊なんか出てきたら戦えないので、引き返すことにしました。
写真のお土産屋さんで小さめのお土産、とち餅と黒みつ草餅を一つずつ買いました。9月の中旬で暦上は秋ですが、この日の最高気温はおよそ30度。湿度こそ50パーセントくらいでカラッとした秋晴れではありましたが、長時間日光に照らされていると、体力の消耗が激しく、2日目宿泊先のホテルで鏡を見てみたら、顔が日焼けしているのがわかりました。暑さも寒さも苦手な私は、丁度中間の秋を狙ったのですが、もう2、3週間時期をずらすともっと快適に散策できたと思います。
ある程度集落を散策し、「であい橋」へ。
人の流れが多くて橋の写真を撮ることはできませんでした。川の流れと周囲を取り囲む山並がとても美しいです。
ある程度散策し終えた後、疲れたのでカフェ的なところで休もうかと思いましたが、ここが1人旅の辛いところ、家族づれとカップルが多く、1人で入るのを躊躇しました。
家族づれ:カップル:1人旅=6:4:私1人
と言ったような雰囲気。数式は成立しませんが…。家族が欲しくなる瞬間です。
そんなわけでどこに向かったかというと、バスが発着する、地図上では白川郷観光協会という建物の待合室。結局、16:30乗車予定の名古屋行きのバス出発時まで2時間ほど残っていましたが、とりあえず体力回復を目的に、この待合室で休憩することにしました。バスは、金沢行、高山行、名古屋行、あと数カ所、白川郷からの便があったと思います。待合室は、各バスが出発する度に満室に近い状況になり、入ってくる人の割合は日本人よりも外国籍の人の方が多く、中でも台湾、香港系が多いように思いました。話している言葉は中国語だということはわかるのですが、台湾や香港という独断は、数年前に台湾と香港出身の人たちと生活を共にした事に起因しています。
結局、待合室で16:30まで時間を潰してしまいました。旅をするには、体力が大事だということに、改めて気づかされたのでした。疲れにくい体づくりをする必要がありそうです。
16:20分にバスが到着して、乗車可能な状態になったので、そそくさとバスに乗り込みました。名鉄名古屋駅までトイレ休憩を一度挟み、向かいます。名古屋駅に到着したのは、17:45分ごろ。今夜宿泊予定のホテルは、岩倉市にある岩倉ステーションホテル。
チェックイン最終対応時刻は21:00ということだったので、間に合うかバスの中で少し心配でしたが、なんとか間に合いそうです。名古屋バスセンターから直接、名鉄名古屋駅に向かい、犬山行きの電車に飛び乗り岩倉駅まで向かうことに。岩倉駅まではそれほど遠くなく、準急だったこともあって20分もしないうちに岩倉駅まで到着しました。岩倉駅に着いたのがちょうど20:00くらいだったので、夕飯をどうしようか考えながら、岩倉ステーションホテルまで急いで向かうことに。駅からホテルまでは早歩きで徒歩5分くらい。21:00という時間制限を守ることができ安心しながらチェックインを済ませ、部屋に入室。禁煙のダブルルーム、お風呂トイレ付きで楽天トラベルから4,980円で予約できた、こちらもコストパフォーマンスの良いホテル。21:00以降は、ホテルのスタッフさんが居なくなる?ためか、ホテルから外出及びホテルに入室する際には、正面玄関の自動ドア横に設置されている鍵付の扉から、鍵を使って入室するシステムになっていました。だからといって特に不便は感じませんでした。チェックインの後、白川郷での散策とバス移動での疲れを少し癒したあと、夕飯を求めにホテルの外へ。さて、今日もコンビニ弁当か…。しかし、今日くらいはどこかで冷たいビールでも飲みたいという気持ちが強く、ホテルから岩倉駅までの道中に、居酒屋が数件あったので、目星をつけながら岩倉駅まで歩きました。途中、「京屋」という居酒屋さんが目に留まり、そこに入ることに。入るまでのあと一歩が、いつも踏み出せずコンビニ飯になることが多かった私ですが、今日は違いました。入店するのも、さらっと入店することができ、入店してしばらくお店の雰囲気を確認し、年配の大将と目が合いました。
「1人ですけど良いですか?」と声をかけると、
「いらっしゃい!」
ニコッとしわくちゃの大将が言うと、それだけで安心感が湧き出てきました。カウンター席の端のほうに座りました。カウンター席には、仕事終わりと思われる男性2人が座っていました。ホールのお姉さんも愛想良く、温かいおしぼりとお茶を運んできてくれ、
「お待たせしました」
「生ありますか?」
「生と、親子丼と、カツオのたたき、お願いします」
そんなわけで、今夜の夕飯は、生ビール、親子丼、カツオのたたきに決まりました。ジョッキで飲む久しぶりの生ビールはとても美味しく、食事が運ばれてくる前に、あっという間に半分近くがなくなりました。
「本当に美味しい…」
旅2日目にして、白川郷を訪れ、美しい風景に感動した気持ちとは別の幸福感が、押し寄せてきました。先に運ばれてきたのは、カツオのたたきです。カツオのたたき、大根のすりおろしと、玉ねぎと、ポン酢と、シーチキン?とで和えてありました。当たり前でベタな表現ですが、
「美味しい…」
ビールとの相性抜群で、さらにゴクゴクとビールが進みます。しばらく舌鼓を打っていると、長身でご高齢の男性がゆらりと入ってきました。私は最も入り口ドア近くのカウンター席に座っていたので、入ってきたお客さんの雰囲気を比較的すぐに感じることができました。このお爺さん、入ってきたその時からユラっとしたオーラを発しており、ゆっくりと私の隣に座りました。メビウスのタバコとライターをカウンターに置いて、日本酒をしばらく飲んでいました。灰皿が私のすぐ正面にあったので、ご年配の前に移動させました。
「ああ、どうも」
とドスの利いた声で言いました。
特に何も話すことはなく、私は次に運ばれてきた親子丼に、自分のペースでゆっくりと、咀嚼し、料理を楽しみました。親子丼は思ったよりもボリュームがあり、全部平らげるとだいぶ満腹になりました。普段食べているチェーン店の親子丼より段違いに美味しくて、来てよかった、勇気を出して入って良かったと、思いました。また、なんというか、アットホームなお店だったことと、常連さんと大将の会話や、常連さん同士の会話をその土地の方言で聞くことができ、楽しかったです。
京屋
夕飯を終えた後で、岩倉駅近くのセブンイレブン寄り、お水とヨーグルトを購入。ホテルに戻り、軽くシャワーを浴び、youtubeを見ながら寛いでいましたが、1日の疲労があったためか、いつもより早く睡魔が襲ってきて、あっという間に眠りにつくことができました。もしかしたら、本来あるべき1日の終わりというのは、こういう感じなのかもしれない、ぐっすりと眠ることができるくらいの充足感が、この日はありました。
2019年9月15日
岩倉駅から名鉄名古屋駅へ
はやくも最終日。この日はいつもより遅めの朝7時に目が覚めました。国内旅行だと、北海道を除いて2泊もすれば十分旅についてお腹いっぱいになる気がしています。岩倉ステーションホテルのチェックアウト時間は10:00。この日は全く予定を立てていませんでしたが、帰りの便は19:00発のため、かなり時間があります。なので、岩倉市から比較的近い博物館明治村に行こうかと考え、交通費や移動時間などを調べてみました。犬山駅から直行のバスが出ているらしく、岩倉駅から電車とバスを使ってだいたい1時間では行けそうな感じでしたので、今日のメイン第1候補にしました。そうと決まれば、出かける支度をして、チェックアウト。時刻は8:30。外に出ると、暑い…。湿度は低めのためジメジメした不快な暑さではなく、カラッとした暑さでしたが、この日の名古屋は最高気温なんと34度の真夏日…。昨日の白川郷でさえ、だいぶ堪えたこともあり、このまま明治村まで行って大丈夫だろうか、学生の身ならまだしも、社会人という、私だけの身体ではなくなっている、このまま明治村に行って熱中症にでもなったら、社会に、会社に迷惑をかけてしまうのではないか、という、私の中の抑制心が芽を出しはじめ、急激にその根を広げていくのでした。岩倉駅へ歩いて向かいながら、それじゃあどうしようかと考えた挙句、名古屋駅へ向かうことに。名古屋に行って、冷房の効いたカフェで珈琲でも飲みながら、ゆっくりしようという魂胆です。そういうわけで、名鉄名古屋駅まで行き、徒歩でカフェを探すことに。それにしても暑い…。直射日光を避け、建物の影を探しながら、影を歩いて行くと、DOUTORが!店内を見てみると、まあまあ空いていたため迷わず入店。ミラノサンドAとアメリカンコーヒーを注文し、カウンター席へ座りました。まだ書いていませんでしたが、この旅の装備は、大きめのリュック(ELECOMのGraph Gear NEO)と、小さな薄手の手提げ袋です。このGraph Gear NEOというリュック、カメラバッグなのですが、私がこれまで出会ってきたカメラバッグの中で、2泊~3泊、洗濯する機会を確保できれば1週間は余裕でこなせる、そういう数泊する旅で最も優れたカメラバッグだと思います。ELECOM Graph Gear NEOについては、別の記事に譲りたいと思いますが、Nikon D750に50mm F1.8を装着し、RICOH GR2、その他MacBook Air 11インチ、充電器やケーブル類、もちろん2泊分の衣類や寝巻が軽々入ります。基本的な構造は2気室で、2泊分の衣類となると、カメラ収納の部屋にも衣類を入れる必要がありましたが、仕分け用の厚手の布で上手い具合に仕切りをして、良い感じに荷造りすることができました。ポケット類も多く収納性も優れている上、長時間担いでも比較的疲れにくいです。もともと3万円くらいする価格が、現在1万円台まで下がっており、コスパもかなり良い商品だと思いました。
話を元に戻して、DOUTORで休憩しながらフライトまでの時間をどう過ごそうか考えてみました。
考えられる候補としては、Apple Store栄店に行ってみる、名古屋市科学館に行ってみる、この二択だったので、歩いてApple Storeまで行ってみることにしました。時刻は11:00頃です。このDOUTORからApple Storeまでは徒歩でおよそ30分くらいということで、電車で行けば良いのですが、運動もかねて、案外遠いなと思いつつも徒歩で向かうことに。かなり暑い…。
正午に向けて、気温が上昇しているのがわかります…。しかしめげることもなく、およそ7キロフラムはあるであろう荷物を担ぎ、途中でコンビニ休憩を挟みながら、私は栄にあるApple Storeへ向かいました。名古屋駅から栄まで、こんなに距離があったかと疑心暗鬼に陥りながら、私は直射日光を浴びながらズンズン歩いて行きました。ついに、Apple Storeへ到着しました。つい最近、Appleの新製品発表会があったためか、店内はかなりの人…。あまり人混みが好きではないのと、歩き疲れて本調子ではなかったこともあり、素通りしました。ここからがノープランの正念場です!もう、時間は早いけれど、中部国際空港へ行ってしまおうという思考がどんどん溢れ出てきます。こうなったら、溢れ出た思考を塞きとめることはできません。しかし中部国際空港へ向かうにも、名古屋駅まで戻らなければなりません。さて、電車で行くか、徒歩でもどるか、二者択一です。そう、人生はいつだって二者択一。その場での選択が積み重なり、今の自分を作っているのです。だいたい、こういう場面で私は、徒歩で行くことになることが多いということは自覚しつつ、道中駅が視界に入ったら、乗ろうと決め、名古屋駅の方角へ踵を返すことにしました。こんなに歩いても足に痛みが生じないのは、前回の九州の旅の最中に購入したナイキエアーマックスのおかげです。なんたって軽いし歩きやすい…。何度もいうようですが、湿度は低く、影の中を歩けばそれほど汗ばむこともありませんでした。これが7月や8月だったら、私は汗だくになり、ガンガンに冷房の利いた電車で体を冷やし、体調を崩していたかもしれません。比較的虚弱体質の私は、旅行する季節を選びます。冬は重ね着すればなんとかなりますが、夏はどうあがいても気温と湿度の影響をモロに受けてしまうため、真夏は避けるべきだと思います。ほんとうに体力づくりを本格的にしようかと考えています。結局、道中駅は見なかったので(Google mapは見ませんでした)、やっとこさ歩いて名古屋駅まで辿り着きました。話がそれますが、栄から名古屋駅までの動線上に、白川公園という公園があります。その公園では多くの人々がなにやらスマホの画面に集中しています。年代の幅も広く、何をしているのか訝っていると、そうです、Pokémon GOなのです!すごい人だかりです。私も時々ポケモンGOをプレイしますが、こういう都心部だと、プレイ人口が多くて良いなと思いました。この時おおよそ13:00くらい。さあ、もう中部国際空港へ向かうことにしよう!名鉄名古屋駅の券売機で、ミュースカイの特別乗車券を購入し、改札口を通ります。ミュースカイは、空港から名古屋駅を結ぶ特急電車で、特別乗車券を購入すると割り当てられた指定席に座ることができるので楽です。今回も指定席に座り、中部国際空港へ向かいました。
空港に着いた時刻はおよそ14:00。中部国際空港は国内の空港の中でも素晴らしい空港だと思います。お風呂まであるのです。食事するところも、お土産屋さんも、その他のアメニティ関係のショップの種類も、休憩するベンチも比較的多いと思います。
さて、お腹がすいてきたので、昼食を取ることにしました。昼食は、中部国際空港の「まるや」というお店でひつまぶしを食べました。
ノーマルの、「まるひつまぶし」というお吸い物付きのひつまぶしで、お値段が3,000円近くするという、なかなか高価なお値段ですが、最終日ということ、折角旅に来ていること、お金は使ってなんぼかもしれないというマインドに現在なっていること、次はいつ来ることができるかわからないこともあり、食べることにしました。およそ10年ぶりのひつまぶし…。めちゃくちゃ美味しいではないか!こんなに美味しかったっけひつまぶし…。値段のためか、疲れのためか、なんとなくバイアスもかかっているかと思いますが、めちゃくちゃ美味しかったです。食べ方はしゃもじで軽くかき混ぜます。その後、お椀に一杯盛り付けて、そのままの味を楽しみます。二杯目は、薬味を好みに付けて、味わいます。三杯目は、お茶漬けにして楽しみます。一度に3度楽しめて、三杯ともかなり美味しいという優れもの。なんと美味しいひつまぶし。
最後に出てきたサービスのお茶も、このひつまぶしというご飯の後にとても良い渋味のあるお茶で、お口直しに最高のお茶でした。
満足感たっぷりの昼食の後は、搭乗手続き開始時刻まで、ベンチに座って待つことにしました。ただ待っていても時間が勿体無いと思い、このブログの記事を書くことに。ちなみに、この記事のドラフトは全てiPhoneの純正メモアプリで書かれています。ドラフトといっても、推敲もiPhoneで大方してしまっているので、文章についてはほとんどiPhoneのメモアプリで執筆しています。文章を書いていると、17:00に。空港内の案内掲示板を見てみると、JAL中部国際空港から沖縄那覇行は、搭乗手続き案内が開始されていたので、荷物検査をしてゲートへと入りました。少し前までゲートに入る時の荷物検査と、身体検査に緊張していたのですが、最近ようやく、慣れてきました。ゲートに入ってからも記事を書きながら、搭乗時刻を待ちます。
いよいよ旅も終盤を迎えています。家へ帰るまでが遠足です。この記事が無事にアップされているということは、無事に帰宅できたということにして、今回の旅の記録を閉めたいと思います。ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。そして、次はできれば集落に1泊できれば良いと思っています。
次回の目的地について、体力をつけ、高野山、熊野古道又は富士山のトレッキングに行こうと考えています。
今回の旅の旅費
那覇空港から中部国際空港まで マイレージ使用による特典航空券使用のため0円
帰りの航空券 JAL14,430円
初日の宿泊代 4,400円
2日目の宿泊代 4,980円
初日の食費 約1,400円
2日目の食費 約4,200円
3日目の食費 約5,100円
那覇空港パーキング代 4,500円
3日間の交通費 約10,000円
中部国際空港のコインロッカー代 600円
お土産代 約1,200円
計 約52,600円也。
思った以上に、予算オーバーとなってしまいました。
パーキング代と白川郷までのバス代、最終日に食べたひつまぶしが少し高めだったためか、5万円をオーバーしてしまいました。
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