皆さんこんにちは。
今日は、山口周氏の著書『仕事選びのアートとサイエンス 』を読み、私の持っていた根本的な常識や概念が覆される内容を含んでいたので、感じたことを書いてみようと思います。
まだ完全に飲み込めているわけではありませんが、私の認識を180度ひっくり返す可能性を秘めている一節をいくつか引用しながら書いてみようと思います。
Contents
- 1 本書を読んでみようと思ったのは
- 2 終身雇用は歴史的に見ればここ最近の制度である
- 3 終身雇用以前の働き方は?
- 4 自由の刑に処せられているのではないか
- 5 そのように考えてみると、職業選択の自由も歴史的に見るとここ最近の権利であるということができると思います。結局、この職業選択の自由に私は悶えているに過ぎないのではないだろうかと感じました。もっと良い働き方があるのではないか、もっと自由な働き方があるのではないか。隣の芝生が青いだけなのかもしれないと感じました。フランスの哲学者であるサルトルは、私が感じていることを表現してくれる言葉を残してくれています。
- 6 75歳まで元気に労働することがイメージできるか
- 7 まとめ
本書を読んでみようと思ったのは
なんとなく自分のキャリア形成について長い間不安を感じていて、数年前に『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~』 (光文社新書)という本を読んだことがきっかけで山口周さんを知り、山口周氏の著書ということで手に取ってみたことがキッカケで本書を読むことになりました。
終身雇用は歴史的に見ればここ最近の制度である
確かに、日本社会に会社という法人が本格的に誕生したのは江戸時代、明治時代を経てここ100〜200年ほどのことと考えると、会社に雇用されて働き賃金を得る働き方自体が、体感よりも最近の制度であることがわかります。
ここ最近の制度であることを考慮すると、終身雇用制度が日本社会に広く導入される以前は、日本ではどのような労働が一般的だったのか、という問いが生まれました。
これからのキャリアを考えるための参考に
仕事選びのアートとサイエンス – 山口周(光文社新書)
人生100年
終身雇用は続くのか
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私の知識では世界初の株式会社はオランダのオランダ東インド会社だったので、少し驚きました。
終身雇用以前の働き方は?
中高生の歴史の授業で、江戸時代には士農工商という身分に分かれていたと拍手行きしたことを覚えています。事前知識としては、武士の家に生まれれば武士を生業とし、百姓は米を作り、職人は物を作り、商人は物を売って生計を立てていた、と一般常識を使って考えることができそうです。
自由の刑に処せられているのではないか
そのように考えてみると、職業選択の自由も歴史的に見るとここ最近の権利であるということができると思います。結局、この職業選択の自由に私は悶えているに過ぎないのではないだろうかと感じました。もっと良い働き方があるのではないか、もっと自由な働き方があるのではないか。隣の芝生が青いだけなのかもしれないと感じました。フランスの哲学者であるサルトルは、私が感じていることを表現してくれる言葉を残してくれています。