ITパスポート試験に10日間の独学(条件あり)で合格できました!
皆さまこんにちは。今回は、なんとなくITパスポート試験を受験しようと思い、受験してきましたので書いておこうと思います。受験可能な日が1月と4月でしたので、であれば1月に受けてみようと申し込みました。申込日は10日後。あまり時間がないけれど大丈夫だろうかと心配でしたが、1000点満点中の700点でおそらく合格ラインを越えることができたと思います。
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この記事の対象者
10日間の独学で、とタイトルに書きましたが、それは誰でも10日間で合格できるということを意味しません。筆者が思う、これくらいの事前知識やバックボーンがあれば、10日間での独学で合格ラインに達することができるのではないかと思う人の条件をまとめておこうと思います。
ある程度IT分野の知識がある人
ある程度、とはどれくらいの、と言われると説明が難しいのですが、日頃からPCに触れる機会があり、PCで文書作成や表計算などの事務仕事をしたことがある、またはしている、それからネットサーフィン、HTMLを少しでも良いから触ったことがある、くらいの人を想定しました。
筆者はホワイトカラーのサラリーマンで、事務作業が主な仕事です。しかし情報系の部署に配属されたこともなければプログラマーのようなIT系の会社で働いたこともありません。ただ日商簿記・工業簿記2級保持者です。
英語がある程度得意な人(横文字が嫌いでない人)
ITパスポート試験の自習に取り組んでみてわかったことは、英単語が頻出するということです。それも単語の頭文字3〜4文字が選択肢や問題文に登場します。その頭文字の組み合わせがなにを意味しているかわからなければ、問題を解くスピードと正答率に直に響きます。逆説的に、それらの英語が何を意味しているのかがわかれば、正答率が格段に上がると思います。
計算問題系は苦手な人は捨ててもよいかも
受験してみて感じたことは、計算が必要な問題や、プログラムを読み解く系の問題数は、全体の1割程度のような印象を受けました。なので、もし計算問題やプログラミング系の問題を苦手とする人は、知識系で稼ぐことができれば、計算系、プログラミング系の設問は捨てたほうがタイムマネジメント的にも良い気がしました。何しろ問題数は100問あるので、計算に時間を費やすより、ひとまず飛ばして最後まで設問を解き終えることの方が重要だと思います。100問全てに目をとおした後、それでも時間が残っていれば、計算系プログラミング系の問題に取り掛かると良いでしょう。
使用した参考書
私が購入した参考書は、
この参考書で合格ライン到達できました。この参考書で良かった点は、ITパスポート試験の全体像を把握しながら各章の知識を習得できたことです。ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系、各分野の今どこを学習しているのか、自分の現在地を時々確認しながら読み進めて理解度を深めることができました。また、Kindle版にしたことで、料理をしている時や歯磨きをしている時、公共交通機関での移動時などにスマホやタブレット端末でテキストを開いて読むことで、隙間時間にも知識を定着させることができました。【令和6年度】 いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集 Kindle版
イメージしやすい
問題集としても使える
まずは1周
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おすすめの勉強法
10日間で行ったことを踏まえて、おすすめの学習法を書いておきます。
まずは参考書を1周する
できれば2周は参考書を回したかったのですが、残業続きで時間が取れずに1周しかできませんでした。ただ1周はできて良かったです。
参考書の周回を終えたら、CBT擬似体験ソフトで模試さながらに過去問題を解く
ITパスポート試験の公式ウェブサイトで擬似体験ソフトがダウンロードできました。このCBT模擬体験は是非練習しておくことをお勧めします。余談ですがCBTという英語は、Computer Based Testingの頭文字の組み合わせです。
ITパスポート試験ウェブサイト:https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/guidance/trial_examapp.html
数年前の過去問もありますが、私は令和5年度と令和元年度をインストールして練習しました。
ただこの擬似体験ソフトは、macOSには対応していない様子で、筆者はWindowsPCにインストールして練習しました。
試験本番
試験は120分で100問に対応しなければなりません。なので1問にそれほど時間をかけられるわけではありません。問題文も選択肢も文量はそれほど多くはない印象でした。まずは100問解き切ることを目指してみてください。グッドラックです!
筆者は次のステップ、情報処理技術者試験の受験を視野に入れて、情報収集をしてみたいと思います。