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みなさんこんにちは。
今回は音楽のお話をさせてください。アメリカにジョンメイヤーという男性シンガーソングライターがいます。カントリー、ソウルミュージック、ジャズ、ブルースなど様々な音楽ジャンルがありますが、こういう音楽がジャズなんだ、ロックなんだと胸を張って言えたらどれほど気持ちの良いことか。ジョンメイヤーもそのような、はっきりとした線引きを求められると答えに困るアーティストの一人だと思います。
そんなジョンメイヤーの曲の中で、私的なベスト5を書いてみようと思います。
Free Fallin
Ffee Fallin“という曲を紹介します。
カントリーミュージック色が強く彩る彼の曲の中でも好きな曲の一つです。
特に、John Mayerがラスベガスでのライブで披露したトリオの音楽は最高でした。
LIVE映像でしか観たことはないのですが、僕はこのラスベガスのLIVEが一番好きです。
その中でも、アコースティックサウンドで語られる音と、ジーパンにTシャツ一張羅で弾き語る彼の姿はかなり恰好良いです。
John Mayer,かなりギターがうまいのです。確か彼は音楽の専門学校に入っており、コンビで活動していた経歴を持っていたような。
調べてみたところ、バークリー音楽大学を中退しているようです。バークリー音楽大学といえば、あのコトリンゴさんと一緒ではないですか。行けるなら行ってみたい…。
余談はさておき、一人でギターを抱えベースラインからパーカッション、リードまでこなす彼のギターの腕前は、シンガーソングライターと呼ぶと同時にトップギタリストとも呼べるのではないでしょうか。
私が好きなラスベガスでのライブでは、”Neon“や”Stop This Train“,そして”In Your Atmosphere“なども歌っていました。
学生の頃、彼が作る音楽に魅了されて音楽のイベントに弾き語りで出演したのですが、(この時はstop this trainとIn Your Atmosphereを練習して歌いました。)理想通りに歌うことはできませんでした。In Your Atmosphereに関しては変速チューニングが施されていて、A線をCまで上げるのに弦が切れてしまわないかビクつきながらチューニングを合わせたことを覚えています。
音楽ってなかなか満足のいく完璧な演奏って出来ないなとよく思います。
でもやめられないところがあり、生きていくうえで糧になったりする、とても高尚なものだと思うのです。
Free Fallinを聴くととても癒されます。アコースティックと彼の独特なシャウト感は万人が出せるものではありません。
いつかの大阪での野外ライブ、ラッシュボールに参加した時のこと、日本のロックバンドのひとつであるthe band apartのヴォーカル荒井岳史氏がチューニングを兼ね、John Mayerの”Daughter”を歌っていて、「おお!」と思ったのと同時にthe band apartが好きになったりしました。
とにかく、このラスベガスのライブ音源、もしくはライブ映像のほうがいいかもしれませんが、両者どちらかを聴くと、John Mayerの魅力を感じることができると思います。
Stop This Train
素朴さとギターの奏法に惚れ惚れ
先に書きました”Free Fallin”の段落で少し触れたStop This Trainは、Continuumというジョンメイヤー2006年のアルバムに収録されている曲のひとつです。前述しているラスベガスでのライブアルバムWhere the Light Isでは、ギター一本を抱え、椅子に座りながら語るように歌っています。Continuumに収録されている通常のバージョンももちろん好きなのですが、ライブ版の素朴さ、アドリブ感、臨場感のためか、どちらかというとWhere the Light Isに収録されているバージョンの方が好みです。この曲をギターで弾く場合、コード弾きではなくフィンガーピッキング奏法にて弾き語りを行います。ギターを嗜んだことがある、又は嗜んでいる方であれば、練習すればある程度マスターできる難易度だと思います。ただ、英語の歌詞を覚えてフィンガーピッキングで伴奏し、おまけにパーカッションも加え、ライブバージョンの雰囲気を完全再現しようものなら、大分難しいことを体感しました。途中に口笛が入るところも良いです。
抽象的な歌詞に惚れ惚れ
Stop This Trainの歌詞は、抽象的であるにも関わらず、歌詞の中に物語を感じさせます。
「この電車を止めてくれ」
「お願いだ、誰かこの電車を止めてくれ」
このように何度も何度も、電車が止まって欲しいと願うわけです。しかし電車は止まらない。
そしてジョンの父が放つ台詞からの締め。
「68歳になったらわかるかも」
「電車は止まらない」
歌詞の最後のほうでは、電車が止まらないことを悟り、理解しているところもぐっときます。
Say
イントロを聴いただけでこの曲だとわかる出だしで、曇り空だったのがパッと晴れの天気に様変わりしたような始まり方です。このイントロはウクレレでしょうか。Stop This Trainやその他3曲と比べて、比較的シンプルでポップな感じのする曲であり、一度聞くと耳に残るキャッチーな曲になっています。
また、この楽曲は映画『最高の人生の見つけ方』の主題歌にもなった曲で、モーガンフリーマンとジャックニコルソン演じる、両極端な性格の二人が織りなすストーリーにスパイスを添えています。
Gravity
目を見張るギターソロ。
ギターソロに釘付け間違いなし。
Daughter
2005年のグラミー賞で年間最優秀楽曲となった曲。当時中学生だった私は、なぜこんな曲がノミネートされているのだろうとその時は思っていたのですが、何度も何度も聴いているうちに、じわりじわりとお気に入りの曲になりました。もうかれこれ10年以上聴く続けていますが、今でも色あせずに飽きることなく聴いています。
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