Contents
- 1 今更ですが、RICOH GR2について書きます
- 1.1
- 1.2 開封の儀
- 1.3 画質が良い:Image quality is good
- 1.4 携帯性に優れている:Exellent Portability
- 1.5 機動力抜群:Fast Boot Time
- 1.6 撮って楽しい内臓エフェクト:Enjoyable Effect Function
- 1.7
- 1.8 表現の幅が広がる多重露光撮影機能搭載
- 1.9 スマートフォンとの連携も簡単:Easy Connection to Smartphone
- 1.10 ズーム機能及び手ぶれ補正機能なし:No Zooming Function
- 1.11 バッテリー持ちは少し心配:Small battery
- 1.12 GR3との比較
- 1.13 RICOH GR2だけで撮った写真を載せる記事を作成しました
今更ですが、RICOH GR2について書きます
みなさんこんにちは。
Hello Everyone!
2019年3月下旬にGR3が発売されたばかりですが、約2年ほど前からRICOH GR2を使用しているので、今回はGR2について書いてみようと思います。
RICOH GR3 has just been released on March, I’m writing about RICOH GR2. I have been using RICOH GR2 in the past two years or so. It is so nice camera!
参考リンク(RICOH公式サイトにジャンプします):Refference HP RICOH GR2 and 3
開封の儀
ここで少し、開封の儀として、箱の中に入っているものを画像とともにご紹介します。
箱はこのようにGRの文字が大きく施されており、クールな印象です。
お決まりの説明書と付属ソフトウェアインストール用のCDロムが入っていました。
バッテリーはDB-65という型番。バッテリー持ちは後で書きますが、がっつり撮影したい場合にはモバイル充電器もしくは予備を用意しておいたほうが無難です。
付属しているストラップです。約2年間ほどこのストラップを付けて使用していますが、特に不便なく使えています。私の使用方法としては、手首にかけて使うことが多いです。
画質が良い:Image quality is good
GR2の魅力といえば、この小さな機体からは想像できないような画質が得られる点ではないでしょうか。
APS-C CMOSセンサーを搭載しており、総画素数約1690万画素のコンパクト高級デジタルカメラです。
いわゆるダイナミックレンジ、暗部と明るい部分のメリハリといいますか、私の使用しているスマートフォンiPhone 8 Plusで撮影した写真と比べて一線を画する写真を撮ることができます。比較的大きなセンサーを積んでいるため、暗所にもある程度対応できますが、手ブレ機能は残念ながら搭載されていないため、ブレを抑えるための対応、例えば三脚やフラッシュを利用するなどの対応が必要になるかと思います。ちなみに、GR2を使って星景写真もちゃんと撮れます。
When it comes to an attractive point of GR, it is APS-C sensor. We can take high-quality photos compared to smartphone since GR2 has the big sensor. And total number pixels of GR2 has 16.9 million pixels.
開放F値は2.8。ボケ具合も良好です。ピント甘いですがご了承くださいませ…。
携帯性に優れている:Exellent Portability
GRの魅力は何と言ってもその軽さとサイズにあると思います。ポケットに忍ばせて気軽にお出かけすることができます。私の場合は、ポケットではなく、OUTDOORのコンデジ専用ポーチに入れ、ズボンにフックで引っ掛けて持ち歩いています。カメラ自体の外観もスタイリッシュで気に入っています。出かけるときに持ち運ぶ回数が多くなればなるほど、撮りたい瞬間を逃してしまう確率を下げることができます。
写真のポーチ、カメラ本体収納ポケットの他に、もう一つ収納部分が備え付けられており、本体収納箇所と同じようにファスナーで開閉できるため、カード類や小銭など収納することができ、とても便利です。フックも頑丈で、ズボンのベルト通しに引っ掛けたり、カメラバッグの肩掛け箇所や、その他アクセスし易いところに引っ掛けることができます。
機動力抜群:Fast Boot Time
電源ボタンを押すと、すぐに撮影可能な状態になります。電源ボタンを押下すると沈胴式レンズがウィーンと伸び、シャッターボタンを押すともう撮れてます。その間、感覚的に長くても1秒あるかないかといった感じ。また、撮影時に必要な操作ボタン類が背面右側に集約されているので、基本的に片手のみで操作撮影が可能となります。ボタンの割り当てもカスタマイズすることができますので、今のところファンクションボタンにクロップ機能やピント位置の調整を割り当てて使用しています。
絞りやシャッタースピード、焦点距離などを自分用にカスタマイズした設定をMY1、MY2、MY3にプリセットとして保存することができるので、頻繁に使用する設定を保存しておくと便利です。私の場合には、MY1にスナップ用の設定を、MY2に星景写真用の設定を割り当てています。MY3は空のままにしてあります。
撮って楽しい内臓エフェクト:Enjoyable Effect Function
カメラ本体にエフェクト機能が備わっています。なんとその数16種類。コントラスト強めのモノクロは味があって良いです。それからクロスプロセス。少し青みがかって味が出ます。JPEG撮って出しで、なんだか味のある写真になります。
表現の幅が広がる多重露光撮影機能搭載
GR2の撮影機能のひとつに、多重露光撮影機能があります。多重露光撮影とは、ざっくり言うと何枚かの写真を重ねて、ひとつの写真にすることです。
多重露光撮影の機能を使用して撮影すると、このような写真を撮影することができます。この時は、まず背景となる海の写真を撮影し、2枚目の写真として、落ち葉を掴む手を空を背景にして撮影しました。撮影方法も簡単で、撮影設定画面から多重露光撮影を選択し、自動露出ON、一枚ずつ保存ON、途中経過保存ONの設定で撮影しています。何枚か重ねた後の最終的な画像のみ保存したい場合は、一枚ずつ保存と途中経過保存はOFFで良いかもしれません。
AdobeのPhotoshopなど、画像データ編集ソフトでこのような多重露光写真を作成することも可能ではありますが、カメラ単体に備わっているのはとても嬉しいですし、多重露光撮影の練習にもなって良いと思います。
スマートフォンとの連携も簡単:Easy Connection to Smartphone
Image Syncという専用のアプリが用意されており、GR2本体のwi-fi機能で簡単にスマートフォンにデータを転送することができます。
その際に注意が必要な点は、特にRAWデータで撮影する場合は、JPEG +RAWデータの設定で撮影しましょう。RAWデータは私の使用しているiPhone 8 Plusには飛ばすことができませんでしたので、もし撮影してすぐスマートフォンに転送したい場合は、注意が必要かもしれません。
また、使用したことはありませんが、このImage Syncというアプリを使用すると、連携したスマートフォンやタブレット端末を使ってリモート撮影やダイレクトにSNSへのアップロードも行うことができるようです。リモート撮影はそのうち星景撮影時に利用する機会があるかもしれません。
ズーム機能及び手ぶれ補正機能なし:No Zooming Function
沈胴式単焦点レンズなのでズーム機能はありません。しかしズーム機能がなくて良いと思わせる素晴らしい単焦点レンズが備わっているため、気になりません。GR2のレンズは絞り開放F値2.8、画角は18ミリ。35ミリ版換算では28ミリの広角レンズを備えています。クロップ機能は35ミリと47ミリの2段階の設定が可能ですが、私は今の所それほど使用する機会がありません。クロップ機能を使用するよりは、とりあえずクロップなしで撮影して、自宅に持ち帰ってからAdobeのLightroomというソフトを使用してRAW現像する際にクロップするような運用をしています。そのほうが微妙な調整にも対処することができます。それでもやっぱり便利なズーム機能。どうしてもズーム機能が必要な場合、多少画質面で物足りなさを感じはしますが、SONYのDSC WX 500をGR2と一緒に持ち歩いて使用しています。
また、手ブレ補正機能がないため、暗所にてシャッタースピードを遅めに設定すると、ブレが気になるところです。APS-Cのセンサーサイズを活かし、ISO感度を高めに設定してシャッタースピードを稼いで使用しています。
上記の写真は比較的ISO感度高めで撮影していますが、雰囲気ある雰囲気で撮影できていると思います。
バッテリー持ちは少し心配:Small battery
バッテリーの持ちは、少し心配です。1日がっつりGR2で撮影しようと思ったら、予備のバッテリーもしくはポータブル充電器を常備しておくべきです。特に動画撮影時は、本体に熱が生じると同時に、当たり前といえば当たり前ですが、バッテリーの減りがかなり早まります。動画機能については全く使用しておらず、性能については良くわかっておりません…。そのうち試してみようと思います。
GR3との比較
GR3との比較として目立った違いとなるのは、有効画素数の違いと、GR3には手ぶれ補正機能が備わっていることをあげることができると思います。現在、買い替えの予定はありませんが、有効画素数が2424万画素まで高くなったことと4段分の手ぶれ補正機能は正直惹かれます。ちなみにGR2の有効画素数は1620万画素。また、ちょっと嬉しい機能として、2ギガバイトの内臓メモリーが搭載されています。メモリーカード容量が不足した時に、もしくはメモリーカード破損時に、RAWデータで撮影する場合は心許ないですが、2ギガバイトあるとちょっぴり安心かもしれません。それから、GR2にはなかった機能の一つとして、背面スクリーンにタッチパネルが搭載されました。GR2ではフォーカスポイントを十字キーで移動させなければならず、これが結構面倒だったのですが、指で直感的にフォーカスポイントを移動させることができるのは、嬉しい機能だと思います。
GR2だけで撮影した写真を掲載する記事を作成したので、作例にご興味ある方は是非こちらもご覧いただけると参考になると思います。
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