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ブラックスワン(上)を読んでみた

2019年7月15日 By anexplorer コメントを書く

ブラックスワンを読んでみた
ブラックスワンを読んでみた

Contents

ブラックスワン 上 を読んでみた

みなさんこんにちは。

今回、ブラック・スワンという本を読みましたので、その感想を書き留めます。

ブラック・スワン 上

ナシーム・ニコラス・タレブ 著

望月 衛 訳

Wikipedia参考URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/ナシム・ニコラス・タレブ

本のタイトルにもなっているブラックスワンとはなんなのか。

直訳すると黒い白鳥ですが、一通り本を読んでみて、

何か予期しないとてつもなく破壊力のある出来事、という風に理解しました。

金融の視点から考えてみると、たとえば予期しない、ということは、予期しない、ということなので、堅調か、軟調か、二つに一つのことには当てはまらないということだと思います。

FXのトレードで、アベノミクスの量的緩和のニュースを知り、円安だ!ドルを買おう!と思って買ったら思いもよらぬ円高になった、ということとは少しニュアンスが違うのかもしれません。

“情報には毒があって、避けた方がいいことを後で説明する。

仕事の世界の細かいところになんか、なんにも面白いことはない。品がなくてどんよりしていて横柄で、欲が深くて知能が低くて身勝手で退屈な世界だ。”

この本は、1章から10章まであるのですが、1章では、人は世界で起きていることがわかっているようでわかっていない、ということが言いたいのかな、と思いました。

イェフゲニア登場

第2章にイェフゲニアという人物が登場します。

何者なのかを調べてみましたが、架空の人物なのでしょうか。Google先生で検索しても、思うような結果を得ることは出来ませんでした。

”作家とパン屋さん、投機家とお医者さん、詐欺師と売春婦違いを考えると、いろいろな営みが分かりやすくなる。
世の中の仕事は、仕事量を増やさなくても稼ぎを何桁にも増やせる仕事と、仕事量と仕事時間を増やさないと稼ぎが増えない仕事、つまり重力に縛られた仕事に分けられるのだ。”

まさに、そうだと思いました。私に限らず、大多数の人が前者を望むのではないでしょうか。

仕事量を増やさなくても稼ぎを増やすことができる、言い換えると、限りある時間を自分にある程度満足いく量使用する事ができ、かつ人並みに稼ぐ事ができる状況に身を置く事ができれば私はとても満足です。

時間は誰にとっても平等に与えられている。この概念は、アインシュタインの相対性理論によって見事に覆されました。そして、これから何十年後、もしかすると数年後には、「時間」という概念はもはや有限ではなくなる時代がくるかもしれません。

サピエンス全史と絡めて

ブラック・スワンの話から少しそれますが、最近、ユヴァル・ノア・ハラリ氏著『サピエンス全史』という本を上下巻読んで、そのように感じました。ホモサピエンスはホモデウスへと進化する…。これまで人間が神の領域とされてきたことを行うことができるようになってきていることからホモデウス(デウスは神を意味します。)という名前が呼称されています。

お金と幸せについて

話をブラックスワンに戻します。

幸福について近年では科学的な裏付けをもって研究する事ができるようになってきています。

「お金」と幸せの関係は面白いものがあるようです。

必ずしも、お金をたくさん持っているひとが幸せではない、ということがある研究では実証されているようなのです。

最近放送していたテレビ番組では、幸せになれるお金の使い方、というテーマでどのようにお金を使用すれば、幸福度を上げる事ができるか話していました。

ひとつに、お金で物質的な満足を買うよりも、経験を買った方が満足することが分かったそうです。これは納得ができました。どのような経験を買うことで私は幸せになれるのか。私にとってどのような経験が幸せに繋がるのだろうか。それを考えて、お金をその経験に費やすことができれば良いのかもしれない。

まず頭をよぎるのは、旅をすること。地球上を旅したい。秘境を写真や映像に収めたい。美しい街並みや景色を肌で感じたい。真っ先に浮かぶことは旅をすることでした。

そして次に思い浮かぶことは、音楽をすること、知的探究心を満たすこと。

両者同一2位といった感じです。

統計学的用語

また話がそれてしまいましたので、ブラックスワンについて進路を修正します。

前述の引用で仕事と労働の関係を引用しましたが、その点に関して著者のナシーム氏は、ある段落の中で、労働量を増やさないと稼ぎを増やすことができない仕事とそうでない仕事が並存していることについて、一握りの巨人と、たくさんの小人がいる仕事、というように述べています。

前者のような仕事をするには、一握りの巨人にならなければいけないということです。どうすれば巨人になることができるのでしょうか…。

第3章では、わからない専門用語が出てきました。

ベキ乗数、パレート=ジップの法則、ユール分布、レヴィ過程、フラクタル分布など。

経済用語でしょうか。

また、よく登場する単語に「ベル型カーブ」というものがありました。

これは統計学を勉強しているとよく目にする用語ですね。

ベル型カーブ:正規分布曲線とも呼びます。 株式の95%は、この鋳造のベル型の中に収まるようです。Wikipediaを見てみると、なにやら数式が書いてあり抵抗感を抱きました。

参考WikipediaURL:https://ja.wikipedia.org/wiki/正規分布

懐疑主義:哲学的で一言でまとめるのは難しいですが、簡単に言えば、当たり前のことに疑ってかかる、というような考え方だと思います。

七面鳥とはなにを意味しているのか

第4章で説明されている七面鳥が、いったい何の事なのか、理解することができませんでした。

”しかし、私の経験してきたことをすべて振り返ってみても、私は一度も…(注釈)…とりたてて言うほどの事故には遭わなかった。~
E
・J・スミス
RMS
タイタニック号船長”

彼の言葉が、ブラックスワンに出くわす影響力を物語っているように思います。

第5章に出てくる、ズーグルやブーグル、という概念もよくわかりませんでした。

5章を読んでいると、統計学についてもっとよく知りたい思いに駆られました。

著者によると私たち人間は、リスクを取りに行くような性質を持っているそうです。

彼の言葉を借りると、ろくに十分理解してもいない事項について、リスクは取らない方がいいと言っています。

投資の神様と呼ばれているウォーレンバフェットもそのようなことを言っていました。

自分が知らないことや、きちんと説明する事ができない事象には手をださないことは重要であると。

デブのトニーとドクター・ジョンの話には納得することができました。

枠の外にいるトニー。

枠の中で物事を考えるジョン。 

みなさんはどちらになりますか?

ブラックスワンは、私の知識不足のせいか少し難しくて、抽象的な内容でしたが、続いて下巻も手に入れば読んでみたいと思いました。

Filed Under: Book 関連タグ:ブラックスワン, 読書

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