沖縄県の離島、宮城島で星景写真をGR2で撮影してみた!
みなさんこんにちは。
今回は、RICOH GR2というコンパクトデジタルカメラのインターバル合成という機能を使って星景写真を撮影してみたので、撮影してみた感想を書いておこうと思います。
撮影結果
1時間ほどインターバル合成を行って撮影することができた写真がこちらの写真になります。
少し星の奇跡が途切れ途切れになってしまいました。この現象はどうして起きてしまうのでしょうか…。
撮影場所はヌチマースという塩工場付近で撮影しました。
撮影場所
撮影場所は沖縄県の宮城島という、沖縄県から車で行くことのできる離島になります。
本島から少し離れた場所にあるため、人口の光は比較的少ないです。
与那国島の星空を実際に見たことがある私としては、どうしてもそこでの星空と比較してしまうのですが、与那国島の星空には及ばないにしても、肉眼でもはっきり冬の大三角形、シリウス、ベデルギウス、プロキオンを確認することができました。
星座を確認するのに便利なアプリを見つけましたので、参考に載せておきます。
星座盤
https://apps.apple.com/jp/app/%E6%98%9F%E5%BA%A7%E7%9B%A4/id1435568096
↑Apple Storeの星座盤アプリページにジャンプします。
インターバル合成とは
RICOH GR2には、インターバル合成という機能がはじめから備わっています。インターバル合成は、インターバル撮影という、決まった時間感覚で撮影を繰り返し行い、撮影した複数の写真を一枚の写真に合成する機能です。といってもわかりづらいかもしれないので、もう少し具体的に書いてみようと思います。
たとえば、RICOH GR2を使用して、マニュアルモードでシャッタースピード6秒、絞り2.8、ISO感度200、ピントは無限遠で星空をパシャリと一枚撮影したとします。このような設定で撮影すると、撮影場所や時間帯など、様々な条件によって雰囲気は変わりますが、以下のように星が映っている写真を撮影することができます。
インターバル合成の機能を使用して、このような写真を複数枚同じ設定、同じ構図で撮影し続けることで、星の奇跡を一枚の絵(写真)に収めることができる機能のことをインターバル合成と呼びます。
今回は思うような星景写真を撮影することができませんでしたので、綺麗な星空が写せるように色んな設定を試したいと思います。
そのほか便利なウェブサイト
星景写真を撮影するためには、天気の情報はとても重要です。撮影場所に着いていざ撮影!となった時に、ドン曇もしくは雨天では星の撮影はできません。なので週間天気予報に日頃から目を光らせることも勿論大切ですが、当日の雲の動きを確認することができるウェブサイトがあるので、こちらも参考に載せておこうと思います。
スーパーウェザードットコム
雲の動きを時間軸で予測することのできるウェブサイトです。広域、狭域を設定できるので
便利です。
windy
https://www.windy.com/ja/-雲-clouds?clouds,35.693,139.702,5
windyも雲の動きを時間軸で素晴らしいユーザーインターフェースで確認することのできるウェブサイトです。iOSアプリもあるので、iPhoneにインストールしておくとすぐに雲の動きを確認することができます。
こちらも雲、雨雲、気温や風速、風向きなど、設定項目がたくさん用意されています。夏場は台風の進路予想も確認することができ、日頃から重宝しているウェブサイトです。
まだまだ初心者なのですが、星空の撮影も自然との戦いであると感じました。インターバル合成は星の軌跡を写真にするぶん、数分〜数時間、撮影場所で待機する必要があるため、冬場に撮影するのはすごく体力的にも機材にもダメージが大きいのではないかと思いました。ここは沖縄なので冬になっても比較的暖かい気候なのでそれほど気にしなくても良いですが、本州での撮影となると体力や装備をしっかり行って挑む必要がありそうだと、初心者ながら感じました。いろんな人の美しい星景写真を見たときは、1枚1枚の重みを今後は感じつつ、勉強していきたいと思います。
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